ノイラント魔導学院 開校の年の一期生名簿
- 一期生:百二十人 (先輩は一人もいない)
- 序列表:名前の欄のみ (階級の欄はまだ白紙)
- 寮:仮の木造・四人部屋 (上位の塔はまだ足場の中)
- 教官:三人 (部屋割りも当番も一期生が決める)
- 創立序列戦:一学期の末 (結果は本館の礎石に刻む)
- 堤の見張り:秋の大潮の夜 (生徒も出る)
北の海を堰き止めた干拓地に、この春ひとつの魔導学院が開いた。来てみると、本館の三階から上はまだ足場の中で、寮は潮風で窓枠が鳴る木造の仮住まいだった。誰が上で誰が下かは、まだ誰にも分からない。
創立序列戦は一度きり。礎石に刻まれる最初の序列に、自分の名を残せ。
🌊 白紙から始まる序列
一期生は王都の名門から送り込まれた推薦組、ほかの学院から移ってきた転校組、干拓地と近くの村から来た志願組が三分の一ずつ。推薦組の筆頭は、一期生を「推薦組」と「寄せ集め」に分けて上の席を押さえようとしている。秋には大潮が来て、堤が切れかける。
🏗 礎石を囲む三人
フリーデリケ・ノイラント/十七歳・干拓の領主の長女・推薦組
学院に家の名が付いているのを背負って、寮の誰より早く起き、誰より遅く寝る。勧誘は得意なのに、断られると心から驚いた顔をする。
マライケ・ディステルカンプ/十八歳・転校組
前の学院を E のまま退学になった。その学院の木の階級章を襟から外さず、誰に笑われても平気な顔で、夜の演習場の隅で火の粉を一つずつ灯している。
フェムケ・ヴィースナー/十六歳・干拓地の麦農家の娘
訛りを笑われても、毎朝塩パンを焼いて寮じゅうに配る。籠のパンはいつも、元気のない人の分だけ一つ多い。
📜 遊び方
一章のサンドボックス。開校の式の日から、一学期の末の創立序列戦と、その先の学院の日々を過ごす。寮会議でどの案に手を挙げるか、誰と稽古をするか、大潮の夜にどの持ち場に立つかは毎回あなたが決める。三人の態度は、あなたの序列の見込みと、隠している力に気づいたかどうかで変わる。好感度の数字は出ない。呼び方と、隣に座るかどうかが答えになる。
✍ ペルソナに書くとよいこと
- どこから来た一期生か(推薦組・転校組・干拓地の志願など)
- 系統と得意な魔導(熱・流体・大気・鉱物・光・精神。どの色にも光らない系統外も選べる)
- 狙う階級(S〜E。力を隠して低く受けてもよい)
- 三人や推薦組の筆頭との初期関係
- 隠していること。狙いと、稽古や当日の振る舞いの両方が結果に効く
書かなくても、前の学院で E だった転校組・名門から送り込まれた推薦組・測定晶が光らなかった一期生の三つから選んで始められる。
登場キャスト
章立て
- 第1章開校の一学期