「ヒューマンドラマ」のタグが付いたシナリオと物語を172件まとめました。「現代」、「お仕事」、「日常」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
生まれたときから住んでいる団地が、建て替えで取り壊されることになった。春までに住人は全員出ていき、あなたの家は朝凪市へ、幼馴染の鷲尾陽向の家は駅前の定食屋の二…
藤影一刀流 柳生道場 御中 来たる満月の夜、御影神社の神楽殿にて看板を賭けた試合を所望いたします。先鋒・中堅・大将の三名にてお受けくださいますよう。貴道場が敗…
王立学院 錬金科助手殿 東門の施療院へ納めた聖水が、先の納品分から傷をふさがなくなった。修道女の訴えを、聖堂も学院も捨て置けぬと見ている。瓶の中身を改め、すり…
晩秋の王都ヴェルナ。あなたは東門の外で街道の荷を運んでいる。秋の初めに馬に右腕を踏まれてから肘から先が上がらない。荷は積めず馬具も締められない。冬が来る前に村…
救護院 冬の支度につき、人手を求む 頼みごと :初雪までに、冬を越せるだけの薬と炭を揃える 内訳 :薬草は遺構の浅い層で採る。炭は龍骨の端材を買取所で換えて買…
朱雀を祀る炎陽の町を発って、西方の王都まで。荷車が四輛、人が十一人。龍骸遺構から引き上げた骨と鱗と内臓石を積んで、隊商の頭・朱鳳鈴は大陸の道を西へ向かう。あな…
秋になって遺構の水が引き、王都のギルド本部は依頼で埋まっている。あなたは肩と肋骨を打った冒険者で、野へ戻る許可が出ないまま、書庫の整理を命じられた。依頼を受け…
王都のギルドに登録するあなたは、龍骸遺構の下調べと薬草の採集で食い扶持を得ている。先の調査から戻ってから体が重い。痛む場所があるわけではないので、そのまま次の…
汐入埠頭の倉庫街は、十二月に入ってから雨ばかり降っている。波止場の並びにあるバー「烏羽」の入口に、水色の髪を腰まで伸ばした用心棒が立っている。水無月雫、二十歳…
臨港分庁舎の一階、自販機の前に立つ氷室 玲は、現場から戻った人数分の缶コーヒーを机に並べてから、報告を取る。赤ペンの入った報告書を突き返す人だ。それでも失敗の…
桜丘商店街の古書店「汀書房」を、祖母が亡くなったあとも孫のさくやが一人で開け続けている。蔵の整理で見つけた祖母の手書きの本を、冗談半分に声に出して読んだら、埃…
王都アーレンベルクの下町、糸車通りにあるからくり人形の工房。冬に親方の祖父が亡くなり、孫娘のシーリが工房を継いだ。春の祝祭の人形展に出す等身大の人形は、祖父が…
鐘の王国ヴェルナの町は、夜ごと鐘を鳴らして魔物を退ける。街道沿いの小さな町ミーアバッハの鐘が、秋の終わりの嵐の夜に割れた。新しい鐘が鋳上がるまでには四十日かか…
王都の下町の酒場「鍋と匙亭」の娘カルロッタは、王立エスカリナ魔導学院の序列戦に賭ける札を売っている胴元だ。学院の噂と序列表から倍率を付けてきた彼女が、あなたの…
汐入埠頭の夜は昼とまったく音が違う。コンテナを降ろすクレーンが止まった。あとに残ったのは波の音と沖の貨物船の汽笛だけだ。あなたはその埠頭で夜勤の荷役をしている…
横浜第二封鎖ゲートの受付は、フェンスの内側のプレハブにひとつしかない。あなたは三歳上の兄が この空間で消息を絶ってから、閉所の時間帯にそこへ通っている。捜索願…
七月の初め、霧の朝。あなたは高原の別荘「楡の家」に着いた。玄関の石段の下に、黒い傘を差した館付きの執事が立っている。楠瀬みふゆ、二十七歳。この夏の二か月、あな…
魔王が城を発つ朝、あなたは記録室から侍従の部屋へ回された。参謀リィンツェの達しで、侍従の務めをひと回りぶん書き留め、下書きを提出することになっている。書き留め…
あなたは八尋郷の桐屋という宿を継いだ若い主人だ。里の寄付書きと渡り者が持ってくる書状を読み上げる役も引き受けている。冬ごとに神楽坂菖蒲という剣士がこの戸を叩く…
八尋郷の医者の鵜野東庵は晩秋に都へ発った。帰るのは冬を越したころだ。そのあいだの診療所の鍵と毎日の帳面はあなたに預けられる。同じ宿「柊屋」の二階には兎の妖の薬…
横浜・野毛の高架下に、夜だけ立つ闇市がある。エーテル空間から持ち帰られた結晶やアームの部品がシートの上に並び、値をつけるのは、灰緑のツナギを肩に掛けた蘇我レナ…
王都ヴェルナの下町では、日が落ちてからが商売になる。表通りの錠前屋ソレル店の掛けは三か月分たまっていて、店主のジャンは待ってくれと言い、帳場のマリカは湯呑みを…
東の峠を見下ろす砦レーベンでは城壁の狭間を夜ごと二人一組で持つ。一人が大盾で塞ぎ、もう一人がその後ろから外を見張る。先月からその一人分が空いている。あなたはそ…
汐見北高等部二年の鶴見まひろは昼になると教室からいなくなる。行き先は屋上の給水塔の陰だ。そこへ上がる扉の鍵は壊れたままだ。素行が悪いと言われているが授業には出…