「和風」のタグが付いたシナリオと物語を74件まとめました。「現代」、「ファンタジー」、「ヒューマンドラマ」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
秋の初め、山に囲まれた里・八尋郷へ、あなたは余所者として入った。境が薄くなる夜が増えている年で、里の寄合はよそから来た者をそのまま置かないと決めた。預けられた…
秋の終わりに汐見津の港は季節風で止まる。沖に白い波が立つ。桟橋の荷は動かない。西方へ流すはずの龍骨が、町のあちこちの土間に積まれたままになる。 あなたは山あい…
霧の夜ごとに、峠の荷が一つ消えていく。 春の市までに荷を通せなければ、郷主は峠を閉じる。 📓 関所の夜番書き留め 四日目 — 霧は西から。杉並木の三本目で虫の…
水番 臨時雇いの触れ 務め :常闇の淵の水位を測り、堰と水路の凍りを見回る 条件 :里に籍を置く者。刀は人並みでよく、祓いの術は要らない 期限 :春の彼岸まで…
境番どの。 霜の降りる前に、社へいらしてください。 見回りの刻限と、祓いを受け持つ三つの役を書き置きます。 冬至の大祓の夜までに、境の薄くなる筋を突き止めてい…
山に囲まれた八尋郷の西の端に、常世とこの世の境がある。霧の濃い夜ほど境は薄くなる。妖が渡ってくる。この秋はその夜が増えた。 あなたは境の社の下働きだ。夕暮れに…
汐見津の秋は短い。港の宵祭りが近づくと、大通りに提灯が下がり、ギルド東方支部の門前には小屋掛けの舞台が置かれる。茶屋「くずのは」はそこで手妻を披露するのが古い…
薬屋町白澤堂の検分を五日後と定めた。其の方は明日より白澤堂に泊まり込み、下見を務めよ。 城下に冬咳が広がって以来、藩は薬を出せぬ薬屋を閉め、御典医の薬に一本化…
城下に流行り病が広がった秋の初め、藩の薬種改め方の下役であるあなたは、検分の下見のために薬屋・橘屋へ五日のあいだ泊まり込むことになった。店の調合を一人で引き受…
夏休みに帰省した山あいの町で、あなたは神社の夏祭りの手伝いを頼まれた。宮司が倒れ、巫女から神事の送り手に指名されたのが昨日のことだ。町の生まれで二十歳の未婚の…
🦊 神社の子は今年で帰るらしい 白萩神社に狐の耳の少女が住んでいる。町の人は神社の子と呼び、耳は作り物だと言う人もいる。今年の夏祭りで山へ帰る、と本人が言って…
祖母が急に亡くなって、あなたは料亭「桂月」の女将になった。二十二歳で、献立を組んだことは一度もない。板場を預かる花板の一条蓮は祖母の代からの職人で、あなたを女…
櫟屋 秋の大寄せ 品書き(案) 日取り :三日後の夕の宴 (先代の四十九日を待たずに開く) 席数 :百二十 (うち三席は組合の目利き。どの席かは誰にも分からな…
八月の一日、肝試しで玖珂神社の禁足地へ入ったあなたは、注連縄の内側にあった封じの石を踏み割った。中にいた狐は割った人間を依代に選ぶ。 巫女の稲生まほろはそれを…
「三丁目の茶トラが、飼い主の入院で三日食べていません。行きなさい」 舞台:楢戸町・鈴白神社の社務所 × 白猫の姿をした祭神 🐾 物語について 坂と石段だらけの…
八十七軒しかない町で、百二十四番から呼び出しが来る。 開通したばかりの電話交換局、夜八時から朝六時までの記録。 舞台:北陸の港町・砥浦 × 磁石式交換台 × …
呼ばれても、返事をしてはいけない。その声を知っていても。 舞台:山あいの村×十年に一度の夜の因習ホラー 🏮 三つの禁忌 祖母の葬儀で、あなたは十四年ぶりに山あ…
帳面の穴は、呪いの口を開けている。消えた朱砂三斤の行方を算木で追え。 舞台:平安の都・陰陽寮|帳簿で呪詛を暴く王朝ミステリー 📖 あらすじ あなたは大学寮で算…
布団から婚礼道具まで、なんでもお貸しします。ただし借り物には事情が付いてくる。 舞台:江戸下町の損料屋「雁金屋」|品物から人の暮らしを読む人情帖 📖 あらすじ…
殿さまの菓子が、なぜか江戸で売られている。たそがれ時の茶屋に、騒動の客が集まってくる。 舞台:北国六万石の城下町|御留菓子を巡る和菓子人情譚 📖 あらすじ あ…
神様は現役。潰れかけているのは、経営のほうだ。 氏子は減り、賽銭は減り、屋根は雨漏り。それでもこの神社には、千二百年ものの祭神が住んでいる。 舞台: 現代日本…
龍を追う者たち 東 方 篇 海の向こうでは、龍は神だった。 武者修行に渡った三人が、西方の常識と「討たれる龍」に出会う。 🌊 世界観 ここは 龍が実在する世界…