🎭 銀の仮面の娘、最後の曲の前に消える
冬の終わりの仮面の舞踏会で、銀の仮面の娘が三人の男子と一曲ずつ踊った。最後の曲で仮面を外す前に回廊へ出て、それきり戻らなかった。翌朝、回廊の手すりに銀の仮面が一枚掛かっていた。
🗝 三年のイモジェン・フェアファクス、名乗り出る
あれは自分だった、と食堂で話している。仮面の色を覚えていないと言われると、話を踊りの上手さに変える。
📖 名簿係、銀の仮面はどこにも無いと
舞踏会の仮面の色は、前の週に名簿係へ届け出る決まりになっている。銀を届けた女子は一人もいなかった。
春の召喚の儀の朝までに、銀の仮面を持ち主へ返すこと。
期限は十四日。返らなければ、拾った者が持ち主と思う者の名を名簿係に届け出る。三年の二人は前の日に卒業して学院を出る。
噂はここまでで、三人は三人とも、あの娘はあなたではないかと思っている。
🏰 海峡の上の召喚学院
ロスヴァイン召喚学院は海峡を見下ろす崖の上に建つ。生徒の力関係は、学院の名簿に書かれた使い魔の格でおおよそ決まる。舞踏会のあいだは名も使い魔も明かさない決まりで、使い魔は寮の控えの間で主の帰りを待っていた。
✦ 仮面を探す三人
エドマンド・ロックハート/十八歳・三年・名簿の首席
雷の大山猫を連れた首席で、一年と二年の舞踏会では誰とも踊らなかった。今年は一曲だけ自分から申し込んだという。回廊に残った仮面を預かったのも彼だった。
ローワン・ペンブローク/十七歳・二年・炎の小竜の主
仮面の主を見つけて学院じゅうに自慢すると宣言して、朝から聞き回っている。手掛かりの羽根を誰にでも見せるのに、なぜかあなたの前では出さない。
フィニアン・アッシュワース/十八歳・三年・舞踏会の名簿係
灰色の鼠を肩に乗せた横笛吹き。舞踏会の全員の仮面の色を覚えていて、口が軽いふりをしながら肝心なことは名簿の余白にしか書かない。
📜 遊び方
一章のサンドボックス。舞踏会の翌朝、回廊の人だかりから始まり、召喚の儀の朝までの十四日を過ごす。誰の手掛かり探しに付き合うか、仮面の夜のことを誰にどこまで話すかは毎回あなたが決める。三人の態度は、あなたの使い魔の格と、あなたが何かを隠していると気づいたかどうかで変わる。好感度の数字は出ない。呼び方が変わったら、それが答えになる。
✍ ペルソナに書くとよいこと
- 学年と、呼んだ使い魔とその格(使い魔を持たない聴講生でもよい)
- 舞踏会の夜にどこにいて、何色の仮面を着けていたか
- 自分が銀の仮面の娘かどうか(決めずに始めてもよい)
- 三人とイモジェン・フェアファクスとの、それまでの関わり
ペルソナに書いたことと、十四日のあいだの振る舞いの両方が結末に効く。書かなくても、格の低い使い魔を持つ二年・竜を呼んだ伯爵家の三年・使い魔を持たない聴講生の三つから選んで始められる。
登場キャスト
章立て
- 第1章召喚の儀までの十四日