研究塔の門下選び

王立魔導研究院 門下選び 講座名簿

  • 召喚学講座:首席研究生 フロリアン・ツァイラー (学生の質問には残らず皮肉の敬語で答える)
  • 結界学講座:首席研究生 ライムント・ケーラー (学生の名前を一人も覚えない)
  • 魔導具学講座:首席研究生 クサーヴァー・モルト (研究室の机の天板を見た者がいない)
  • 推薦の枠:各講座一人 (研究生の指名と学生の願書が一致したときだけ決まる)
  • 見習い期間:ひと月 (三つの研究室を一週ずつ回り、最後の一週は自分で選ぶ)
  • 推薦の無い者:地方の学院の教員の口へ

名簿の欄外に、誰かが鉛筆で書き足していた。三人とも今年は同じ学生の名を書くつもりらしい。

見習いはひと月。願書は一人一通で、講座は一つしか書けない。
門下選びの夜を迎え、どの講座の門下に入るかを決めること。入らないことも選べる。


🏛 学術都市の北の塔

学術都市ヘルツァウの王立魔導学院では、生徒は S から E までの序列に分けられ、寮の部屋から食堂の席まで序列で決まる。学院の北の端に立つ七階建ての研究塔が研究院で、研究生は塔に住み込んで研究を続けている。研究院に上がる道は、最終学年の秋の門下選びのほかに無い。

✦ 名簿の三人

フロリアン・ツァイラー/二十四歳・召喚学講座の首席研究生
黒板の字は小さく正確で、質問には頭に一言皮肉を付けてから一つ残らず答える。陣の線の一本ごとに理由を求め、理由を言えない学生には手の動きから説明させる。黒板を消して最初から書き直すのは、あなたの質問のときだけになる。

フロリアン・ツァイラー

ライムント・ケーラー/二十三歳・結界学講座の首席研究生
講義でも研究室でもほとんど喋らず、同じ講座の研究生の名前さえ覚えない。外壁の結界杭のゆるみを、杭に耳を当てた音で聞き分ける。なぜかあなたの名前は初日から呼ぶ。

ライムント・ケーラー

クサーヴァー・モルト/二十二歳・魔導具学講座の最年少の研究生
誰にでも人懐っこく早口で話しかけ、話題を三つ同時に始める。在学中は三年間ずっと序列 E だったと、聞かれる前に自分で言う。散らかった研究室の机は、あなたが来る日に限って片づいている。

クサーヴァー・モルト

📜 遊び方

一章のサンドボックス。公開講義の日から始まり、ひと月の見習い期間を経て、門下選びの夜とそのあとの日々まで続けられる。どの研究室で何を手伝うか、最後の一週をどこで過ごすか、願書に何を書くかは毎回あなたが決める。三人の態度は、あなたの序列と、隠している力に気づいたかどうかで変わる。好感度の数字は出ない。呼び方が変わったら、それが答えになる。

✍ ペルソナに書くとよいこと

  • 序列(S〜E。他の学院から来た聴講生なら序列なし)
  • 系統と得意な魔導(熱・流体・大気・鉱物・光・精神)
  • 研究院に上がりたい理由(または上がりたくない理由)
  • 三人との初期関係(講義を受けた・名前だけ知っている)
  • 隠していること(本当の力や、家の事情)

狙いと、見習いでの振る舞いの両方が指名に効く。書かなくても、座学首位の E・実技で S・他の学院から来た聴講生の三つから選んで始められる。

登場キャスト

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章立て

  1. 第1章門下選びのひと月

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