祓い依頼票 夜鷹堂
- 建物:瑠璃浜 丘の上の旧ローウェル邸(築百二十年の洋館)
- 症状:満月の夜、二階の鏡の廊下に白い服の女が立つ。解体の作業員が一人倒れ、まだ目を覚まさない
- 期日:次の満月の翌朝に取り壊し
- 担当:夜鷹 朔・陽向 柊
- 備考:視える人が一人、印を付けられた。相棒として同行させる
人に視えないものが視えることを、あなたはずっと隠してきました。満月の夜、古い洋館の鏡の前で、白い服の女と目が合うまでは。
手首に浮かんだ薄い痣は、怪異に付けられた印です。次の満月の夜、あなたはこの館へ呼ばれます。
期限は次の満月。館が怪異を縛る理由を突き止めて祓ってください。
🕯 坂の港町の祓い屋
舞台は坂と石段の多い港町の瑠璃浜です。この町の祓い屋は看板を出さず紹介でしか仕事を受けません。札は視えない人が貼っても効きますが、怪異の居場所を知るには視える目が要るので、視える人と組みたがる祓い屋は多いのです。
🌙 あなたを連れて行く二人
夜鷹 朔/26歳・祓い屋
港町で四代続く祓い屋の家の当主です。黒いロングコートに数珠を巻き、依頼人にも「帰れ」と言うほど物言いが冷たいのに、怪異が出ると誰より先に一歩前へ出て、背中で道を塞ぎます。
陽向 柊/25歳・札の祓い屋
関西の言葉で軽口を飛ばし、相棒の夜鷹を茶化してばかりいる人です。怪異はまったく視えないのに札の腕は確かで、札を書くときだけ言葉が丁寧になって、いつもの笑顔が消えます。
🔦 遊び方
一章の物語です。満月の夜の洋館で二人に見つかったところから始まり、次の満月の夜へ向かいます。館のどの部屋を調べるか、町で誰に話を聞くか、夜の館にどちらと入るかは毎回あなたが決め、調べる・視る・逃げるといった行動の成否はダイスの出目で決まります。二人の呼び方が「君」「自分」から名前に変わったら、それが答えです。
✍ ペルソナに書くとよいこと
- どれくらい視えるか(姿まで視える・声だけ聞こえる・自分でも分からない)
- その夜、館にいた理由
- 仕事や暮らしと、できること(調べもの・人の話を聞く・体力など)
- 視えることを誰かに話したことがあるか
- 怖いものと、怖くないもの
書かなくても、視えることを隠してきた不動産会社の新人・祖母の遺品を取りに来た管理人の孫・噂を確かめに来たオカルト記事のライターの三つから選んで始められます。何が視えるかと、館での振る舞いの両方が二人の態度に効きます。
登場キャスト
章立て
- 第1章満月から満月まで