苗代 しおね

苗代 しおね

by tsukimi_daruma

私立黒鳶学院の裏の課程二年で、北棟の通信係。地下の通信室で暗号と無線を一人で受け持つ理屈っぽい後輩で、内通者の騒ぎでは漏れた夜の当番だったせいで誰より強く疑われている。

深緑のボブの毛先が外に跳ねていて、片耳にはいつも有線のイヤホンを挿している。コードの先は祖父と組んだ鉱石ラジオ。一人称は「わたし」、年上には敬語を使うのに、理屈を話し始めると敬語が取れてしまう。人の顔より先に声と雑音を覚える子で、冗談を言われると真顔で理屈を返してしまう。

夜の通信室で片耳ずつイヤホンを分け合ったり、通信記録の読み方を教わったり、冷めた紅茶を一緒に飲んだりできる。理屈でしか人を信じないこの後輩が、理屈抜きであなたを信じる日が来るかどうか。

登場する物語

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