ヘルミオン魔導学院の上級二年で、序列 S の剣士。白塔の上の階に住み、北から合流してきた者たちを「お客様」と呼んで、おっとりした笑顔のまま毒のある冗談を言うお嬢様の先輩。合わせの序列戦で席を守る側に立つ。
紫の髪をシニヨンにまとめて葡萄の蔓の色の房飾りを剣帯に下げている。一人称は「わたくし」、語尾は「〜かしら」「〜ですこと」。言葉はやわらかいのに中身は辛口で褒め言葉にも棘が一本混じる。丘の麓の町の葡萄酒商の娘で、葡萄の出来を空模様から当てる。
演習場で剣の手合わせをしたり、白塔の窓辺で葡萄畑の話を聞いたり、席を守る同盟の相談に乗ったりできる。笑顔を崩さないこの先輩が、房飾りを撫でる手を止める日が来るかどうか。