雪の山荘で足止め

鳴雪山荘 宿帳(二月の半ば)

  • 二号室:雪代 なずな 様 (山岳ガイド。明日のスノーシューのツアーは中止)
  • 五号室:イルゼ・ベルクルンド 様 (大学の雪の観測。連泊中)
  • 八号室:一条 れいか 様 (行き先はご家族に内緒とのこと)
  • 十一号室:(あなたの名前)

管理人より 町へ買い出しに下ります。夕方には戻ります。庄三

宿帳の最後の行に名前を書いた日の昼、雪鳴岳に季節外れの寒波が来た。峠道は雪崩の危険で通行止めになり、買い出しに出た管理人は戻れなくなった。山荘に残ったのは宿泊客の四人だけです。

吹雪は三日続く。灯油と薪は四日ぶん。四人で山荘を守り、峠が開く朝を迎えてください。

峠が開いた朝、誰とどう山を下りるか。
決めるのはあなたです。


❄ 吹雪に閉ざされた山荘

鳴雪山荘は、北の山地の雪鳴岳の中腹に建つ木造二階建ての山荘です。電気は裏の小屋の発電機から、暖房は灯油のストーブと談話室の暖炉から取っています。吹雪の間に外へ出るときは必ず二人で出て、玄関から張ったロープを離さないでください。夜は電気を節約するために全員で暖炉の前に集まって過ごします。

🔥 暖炉の前の三人

雪代 なずな/25歳・山岳ガイド
麓の町で働く山岳ガイドで、山荘の誰より早く起きて湯たんぽを配って回ります。人が集まると必ず数を数え、一人でも足りないと探しに行く世話焼き。自分の手が冷え切っていても言わず、気づかれると笑ってポケットに隠してしまいます。

雪代 なずな

イルゼ・ベルクルンド/27歳・雪の研究者
スウェーデンから来た大学の研究員で、裏の観測台で雪の結晶を撮っています。丁寧な日本語なのに、ときどき時代劇の言い回しが混じるのはなぜでしょう。結晶の写真を一枚見せると、十枚目まで止まりません。

イルゼ・ベルクルンド

一条 れいか/22歳・休暇中の令嬢
ホテルの会社の社長令嬢で、家族に行き先を告げずに山荘へ来ました。退屈すると誰かをトランプに誘い、負けると勝つまで「もう一回ですわ」。わがままに見えて、自分のカップは自分で洗っています。

一条 れいか

🃏 遊び方

一章のサンドボックスです。吹雪が来た日の夕方から始まり、峠が開く四日目の朝へ向かいます。舞台は談話室の暖炉の前と厨房と発電機小屋、それに裏の観測台です。誰と当番を組むか、残りの灯油をどう配るか、夜のカード勝負に乗るかは毎回あなたが決めます。好感度の数字は出ません。湯たんぽを誰が先に渡してくるか、暖炉の前で誰が隣に座るかが答えです。

✍ ペルソナに書くとよいこと

  • 山荘に来た理由(山スキー・仕事・配送・ただの休暇など)
  • 雪山の経験と、できること(料理・機械の修理・雪かき・山の判断)
  • 三人の誰かと前から知り合いかどうか
  • 峠が開いたら、まず何をしたいか

書かなくても、常連の山スキーヤー・原稿を抱えた物書き・峠で車を捨ててきた運転手の三つから選んで始められます。できることを書いておくと、四日間の山荘の回り方が変わります。

登場キャスト

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章立て

  1. 第1章吹雪の四日間

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