異能対策庁 鵜鳴島分署の守護官で、本土から定期船で三時間の島に一人で置かれている二十五歳の女性。配属会議を前に三年の班の同行にやって来て、のんびりした島言葉で誰にでも干物を配っては島へ誘う。
藤色の髪を肩までのゆるいボブにして、首から島の社の守り札を下げている。一人称は「うち」、口癖は「潮が変わるまで待とか」。急ぐ場面ほどゆっくり動くのに、なぜか一番先に着いている。異能は霧を呼んで払う力で、天塚では等級 A だったのに島の署を選んで帰った。
観測棟の屋上で霧の話を聞いたり、埠頭で干物を炙ってもらったり、島の灯台の写真を見せてもらったりできる。島の署のこれからを、彼女が二人きりのときに話してくれるかどうか。