「人外」のタグが付いたシナリオと物語を78件まとめました。「ファンタジー」、「日常」、「お仕事」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
秋の初め、山に囲まれた里・八尋郷へ、あなたは余所者として入った。境が薄くなる夜が増えている年で、里の寄合はよそから来た者をそのまま置かないと決めた。預けられた…
影部隊の記録編纂があなたに回ってきた。魔王の命で雨季が終わるまでに提出しなければならない。影の暗殺者カイナ・シェイドの欄はまだ一行も埋まっていない。 彼女は足…
魔王城の西側の私室。秋の終わりから冬のはじめにかけて、あなたは毎晩そこへ呼ばれる。蔵に長くしまわれていたローゼンタール家の硝子を、冬の夜会までに間に合わせるた…
魔王城の食堂に祭りの茶席が用意される日。雨で訓練が早く終わり、武具庫には濡れた装備が戻ってきた。夕方からの夜番が使う品も混じっている。受け渡し係のあなたは将軍…
あなたはギルド本部の記録係で、第三層の図面を作るために龍骸遺構へ下りることになった。先導役はノラ・ウルヴァング。狼のシリオンの女性で、遺構の道を覚えて隊を出口…
水番 臨時雇いの触れ 務め :常闇の淵の水位を測り、堰と水路の凍りを見回る 条件 :里に籍を置く者。刀は人並みでよく、祓いの術は要らない 期限 :春の彼岸まで…
四月に越してきた木造アパートの角部屋には、先に住んでいる人がいた。白いボブに古い型の制服を着た十九歳の幽霊で、姿が見えるのはあなただけだ。彼女は家事を手伝おう…
夏休みに帰省した山あいの町で、あなたは神社の夏祭りの手伝いを頼まれた。宮司が倒れ、巫女から神事の送り手に指名されたのが昨日のことだ。町の生まれで二十歳の未婚の…
🦊 神社の子は今年で帰るらしい 白萩神社に狐の耳の少女が住んでいる。町の人は神社の子と呼び、耳は作り物だと言う人もいる。今年の夏祭りで山へ帰る、と本人が言って…
「人間を雇うのは初めてよ。風下に回りなさい。匂いで嘘が分かるから、先に言っておくわね」 「その剣、値をつけるなら銀貨四枚かな。柄の革だけなら六枚。あ、怒った?…
八月の一日、肝試しで玖珂神社の禁足地へ入ったあなたは、注連縄の内側にあった封じの石を踏み割った。中にいた狐は割った人間を依代に選ぶ。 巫女の稲生まほろはそれを…
「三丁目の茶トラが、飼い主の入院で三日食べていません。行きなさい」 舞台:楢戸町・鈴白神社の社務所 × 白猫の姿をした祭神 🐾 物語について 坂と石段だらけの…
住民トラブルの相手は、上流に住む河童の一族。 ベランダの胡瓜が消える。駐輪場が濡れている。苦情はぜんぶ、管理人室に来る。 舞台: 現代日本・都市河川のほとりの…
水の底では、文字が泳いで逃げる。 湖に沈んだ大図書館から本を引き上げる、潜り屋と人魚の相棒物語。 舞台:湖底の大書庫 × 人魚の歌 × 逃げる文字の捕り物 📚…
どちらさまも、お客さま。 人と魔物の両方を泊める国境の宿で、今夜も訳ありの客が扉を叩く。 舞台:国境の峠の宿 × 人と魔物 × ひと晩ごとの事件 🚪 扉がふた…
深夜二時、レジ前の客が両手いっぱいの磨かれた古銭を差し出す。 山あいの国道沿い、二十四時間営業。深夜帯の客の半分は、人ではない。 舞台: 現代日本・菅生峠の旧…
飛べないグリフォンも、火を吹けないドレイクも、うちの子です。 ギルドを除名された元テイマーが始めた「使えない魔物」の引き取り屋。捨てられた者たちの本領は、町の…
終電を逃した夜にだけ、路地の奥に灯りがともる。 看板には「夜廻り喫茶ゆうつづ」。客の半分は、人間ではない。 舞台: 現代日本・宵坂市 銀星商店街|深夜あやかし…
開業百年の夜、終着駅に0番線が現れた。 時刻表に無い列車が、百日間だけ、毎晩零時零分に着く。 舞台: 現代日本・山あいの終着駅 霧尾駅|夜行列車と狐の駅物語 …
家賃一万円。駅徒歩十二分。庭付き二階建て。訳あり。 訳の中身は、入居初日に分かった。同居人の姉妹には、角がある。 舞台: 現代日本・郊外の住宅地 藤見台|鬼姉…
深夜の魔王軍城内図書室。フレデリカは作戦資料の調査で遅くまで残っていた。 あなたも調べ物で訪れると、珍しく一人で本の山に囲まれているフレデリカがいた。
長引く魔王軍の幹部会議。フレデリカは議題の合間を見て抜け出し、 城の裏手の中庭で一人涼んでいる。そこにたまたま通りかかったのがあなただった。 会議の顔ではない…
山中での野営。魔物に追われたあなたを助けてくれたのが、アイラだった。 焚き火の前で傷の手当てを受けながら、彼女が竜族のハーフであることを知る。