「辺境」のタグが付いたシナリオと物語を55件まとめました。「ファンタジー」、「お仕事」、「西洋」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
王都から遠く離れた辺境に、大昔の龍の亡骸が石になって沈んだ森がある。奥の谷には苔をかぶった白い肋骨が木々のあいだから突き出していて、この秋は霧の夜になると、尾…
王都から東へ十日ほどの荒野。龍骸遺構の奥で見つかった結晶を王都へ運ぶため、あなたとギルドの前衛エレノア・ヴァルディスは、荷馬を一頭連れて二人だけで西へ向かって…
秋の終わり、麓の町ニーダから谷を登った革師の徒弟が、剥ぎ小屋で荷を下ろしたところで足を止めた。谷筋に降りた大型の魔物が崖道を崩した。下の町へ下りる道が埋まった…
北の辺境の山の上、雲海を見下ろす岩棚に竜舎がある。春の嵐の夜、ここの雌竜アズラの巣から卵が一つ転げ落ちた。その卵を見つけて竜舎まで運んできたのがあなただった。…
北の辺境の村ロウェンの外れに、王都の騎士団で剣術指南役を務めていた剣士エイナル・ハルヴォルセンが住んでいる。村の若者に剣を教えていても女には教えず、村の娘が持…
辺境伯領ヴァルモンの国境の砦で、従士マノンは三年、騎士の叙任を待ってきた。辺境の叙任には騎士の伴が要り、多くの従士は家から馬を贈られる。羊飼いの娘のマノンには…
夏の終わりに王命で北の公爵家へ嫁いだあなたに、夫のルシアン・ヴァレンシュタインは最初の夜「務めだけ果たせばいい」と告げた。それから二か月、公爵は領民の陳情を最…
峠のふもとの宿場町ヤルデンで、ハーロウ隊は春まで動けなくなった。峠を雪が閉じたからだ。三十二人が柵の外の天幕で冬を越すには村の麦と屋根が要る。ところが村のほう…
東の峠を見下ろす砦レーベンでは城壁の狭間を夜ごと二人一組で持つ。一人が大盾で塞ぎ、もう一人がその後ろから外を見張る。先月からその一人分が空いている。あなたはそ…
ヴェルトの鐘楼守が倒れて、隣町の鐘が止まった。ヴェルトの鐘が戻るまでのあいだ、オルテンの鐘は東の森の街道まで届かせなければならない。鐘楼守はコーデリアひとりし…
鋳物師どの。 北のオルテンで鐘にひびが入った。撞けども音は二つに割れる。 冬至までに新しい鐘を一口鋳て、あの鐘楼へ吊るしてこい。町の夜を音で囲める形に戻すのが…
フェルバー商会 運び屋殿 白根草の種を三袋、七日のうちにソルネ村の湿地の家までお願いします。代金は着荷のときに家でお渡しする約束です。師匠は留守にしております…
「貴官を戦力外とする」 王都軍を追われた料理番が流れ着いたのは、雪と豆と塩しかない北辺の砦。三百人の冷えた胃袋を、竈の火ひとつから立て直す。 舞台:辺境の砦 …
本日開院。患者の体重、二トンから。 辺境の村でただ一人の竜医として、荷竜から古竜までを診る物語。 舞台:辺境の村 × 竜の治療院 × お仕事ファンタジー 🐉 …
剣と魔法の世界、その辺境。冬の街道は雪で目印ごと埋まってしまい、隣村へ抜けるはずだったあなたは、日が沈みかける白い山道で方角を失った。たどり着いた灯りは山あい…
王国の北の果てには雪の城アイゼンブルクが建っている。王命による政略結婚で、あなたは「氷の公爵」と呼ばれるヴィルフリート・フォン・アイゼンに嫁ぐことになった。婚…
辺境伯領の東の山あい、シュタインブルンの里へ竜が下りてきた。囲いが三か所で崩れ、羊が五頭いなくなった。人が襲われた記録は一件もない。それでも十日目の朝、辺境伯…
人間の国の北の山あいの村に、秋の終わりから家畜を襲う獣の群れが下りてくるようになった。村の社の古い陣で「村の守り」を呼んだのはあなたで、陣の上に片膝をついてい…
王国オルテンシアの宮廷には、王の行事の日取りを星で読む「星読み」の座がある。春の舞踏会の夜、新しく入った弟子に王の狩りの落馬はあなたの誤りだと言い立てられ、誰…
王宮で、あなたは侍女頭の姪アニエスの一言で、誰にも確かめられないまま暇を出された。持たされた推薦状の宛先は、使用人が一冬と居つかない北の霜の伯爵領ヴィンターハ…
聖王国エルシオンの北の国境のハイデック砦は、毎年冬の群れの季節に傭兵団を雇い入れる。秋の終わりに砦の中庭で三つの団が試しを受け、腕と規律を見せた団が冬の持ち場…
北の湖の北の端に、本校の生徒が名前を出したがらない島がある。そこには分校があって、炊事の当番がこんな日誌をつけている。 ヴェルム島分校 炊事当番の日誌より 最…
王家の猟犬を治せなかった。裁定書にはそう書いてある。書いたのは、犬に触れたこともない人間だ。 獣医章を剥がされたあなたは、峠の関所の石室で診療所を開いた。荷馬…
通すか、留めるか。決めるのはあなたひとり。 谷を渡れる場所は、この橋のほかにありません。 舞台:国境の石橋 × 渡り賃と掟 × 渡る者の事情 🌉 二百四十歩の…