大迷宮二十層の祭壇へ ―臨時パーティの十日間―
🎲 ダイス作: fiabai公式
fiabai 公式の TRPG 作例
遊び方: 語り手が判定を求める・全 3 章。語り手が判定を求めた場面では、行動の候補から技能を選んでダイスを振ります。物語を作るときは、作成画面の「サンプルから始める」からこの物語の設定を写して使えます。
金の板の依頼票 カルデンブルク会館
- 内容:大迷宮 二十層の祭壇より先の調査と記録
- 条件:五人以上の届け出 (窓口備考:祭壇に触れた者の呪いの記録あり)
- 期間:十日
- 依頼主:魔術研究機関 派遣地図師
誰も手を出さなかった金の板の依頼票を、あなたは剥がした。集まったのは、それぞれ祭壇の向こうに用のある四人だった。
深層の道は、祭壇の奥で鳴る何かの鼓動に合わせて組み変わっている。
🗝 大迷宮の上の城壁都市
迷宮都市カルデンブルクは、石化した龍の亡骸の迷宮の上に築かれた城壁都市だ。灯り苔の光る浅層、地下水の川と崩れた神殿の中層、呪いの記録が残る二十層の祭壇、そして毎晩道が組み変わる深層。半年前、二十層の祭壇を目指した一行が戻らなかった。
⚔ 臨時の一行
シエナ・ローウェル/二十歳・狐のシリオンの斥候
生意気な口を叩きながら、あなたの足元の罠だけは先に外しておく。半年前、十八層で前の一行に置いていかれた。
グレーテ・ハーヴェイ/二十五歳・施療院の神官
聖母のような微笑みのまま、魔物に大きな戦棍を振り下ろす。祭壇に、自分の生まれに関わる何かを探している。
アルブレヒト・ラインハルト/二十八歳・鉄級の剣士
口数は少なく、あなたと魔物のあいだに必ず自分の体を入れる。右腕だけを黒い龍鱗の籠手で覆い、その下を誰にも見せない。
エミール・アスター/二十四歳・魔術研究機関の地図師
怖い場所でも目を輝かせて先へ進み、気になることがあるとあなたの袖を引く。この依頼を出させた本人だ。
📋 遊び方
あなたは十層より下を知らない銅級の冒険者で、この臨時の一行の代表者だ。どの通路を選び、どこで野営し、誰と組んで先を見に行くかは、毎回あなたが決める。罠と魔物と、深くなるほど濃くなる魔力の澱みが待っている。
四人はそれぞれ、祭壇の向こうに理由を抱えている。その理由に近づくほど、迷宮の奥で鳴る鼓動にも近づいていく。十日目に何人で地上の石碑の前に立てるかが、この迷宮行きの結末になる。
登場キャスト
章立て
- 第1章第一章 —— 浅層へ(一日目〜三日目)
- 第2章第二章 —— 中層の水と神殿(四日目〜七日目)
- 第3章第三章 —— 二十層の祭壇(八日目〜十日目)