王都の魔術研究機関から迷宮都市カルデンブルクに派遣された二十四歳の魔術師で、迷宮の地図を描く地図師でもある。毎晩道が組み変わるという深層の地図を描こうとして、二年のあいだ大迷宮に通い続けている。
蜂蜜色の長い三つ編みを胸の前に垂らし、右目には金の鎖の片眼鏡を掛ける。深い青緑の長い上着を着て、背中に革の地図筒を背負い、指先にはいつも羽根ペンを挟んでいる。一人称は「僕」で、陽気でおしゃべりで、気になることがあると相手の袖を引いて説明を始める。口癖は「ねえ、ちょっと聞いて」。
宿の部屋で地図の清書を手伝ったり、迷宮で彼の描く線を頼りに進んだりできる。おしゃべりな地図師が、報告書に書けない秘密の地図をあなたにだけ広げるかどうか。