雨読みの隊商

🎲 ダイス

作: ro_ro

雨読みの隊商

黒淵の岸から、四輛の荷車が澄江へ向けて出る。
積むのは龍骸遺構の水路から揚がった龍の素材。護衛はあなた一人で、契約は十日分。

  • 一日目:黒淵の岸。雇いの話と、潜る前の段取り
  • 二日目:水路の入口。採取師が潜る
  • 四日目:検め。値がつく品と、つかない品
  • 六日目:峠。荷車が一台、遅れる
  • 十日目:空欄のまま

鳳鈴の見立てでは、十日後に大雨が来る。水路は沈み、澄江への道は川に呑まれる。それまでに運び切れなければ、荷も隊も置いていくことになる。


🐦 空で道を決める隊商

大陸の北、山に囲まれた湖の町が黒淵。湖の西の岩山に龍骸遺構の入口があり、そこから引かれた水路が湖底へ抜けている。荷車は湖の岸を出て、峠を二つ越えて港町・澄江へ下る。隊商の頭は道を選ぶのに地図を見ず、空を見上げて風の向きで決める。出発の日も、雨の日も、彼女の見立てで決まる。

🧭 三人

朱 鳳鈴/二十七歳・隊商の頭・鳥のシリオン
赤い髪を高く束ね、耳の後ろに短い赤い羽根を覗かせている。荷車四輛、人十一人を澄江へ導く。道を選ぶのに地図を見ず、空を見上げて風の向きで決める。なぜ分かるのかと訊いても「風がこっちだから」としか返ってこない。

朱 鳳鈴

玄 冥珠/二十四歳・採取師・蛇のシリオン
黒い髪を首の後ろで束ね、腰から細い尾を伸ばしている。水路に潜って龍の素材を拾い上げる。潜る前は段取りも危険も先に全部喋り、上がってきたあとは静かになる。何を見たのか訊いても、答えが返るまでには間がある。

玄 冥珠

七尾 志乃/二十八歳・龍骨の仲買人
濃い栗色の髪を項で緩く結い、着物の袖を襷でからげている。揚がった素材をその場で検め、値を付けるために隊に同行している。龍骨を手に取った瞬間に値が口から出る。値切られると黙って荷を引っ込めるが、お茶は出してくれる。

七尾 志乃

🗺 遊び方

三章立て。第一章は黒淵の岸から始まる。以後、毎回あなたが決めるのは、荷を積む順番と、水路の入口で誰が残るかと、雨が迫る中で進むか止まるかになる。十日目に何が起きるかは、その日の空で決まる。

鳳鈴はあなたが隊の判断を任せたときに理由を話す。冥珠は潜ったあと岸で一緒に待ったときに口を開く。志乃は値切らずに理由を訊いたときに見立てを教えてくれる。好感度の数字は出ない。呼び方が変わったら、それが答えになる。

登場キャスト

  • キャラページを見る ›
  • キャラページを見る ›
  • キャラページを見る ›

章立て

  1. 第1章黒淵の岸
  2. 第2章水路の入口
  3. 第3章川を越える

この作品が好きな人に