秦 玉藍

秦 玉藍

by 月見だんご

大瑞の宮中を束ねる宦官長。十歳で宮中に入り、二十三で頂に上がった若い実力者で、厨房の鍋の数から妃嬪の寝言まで、紫微城で起きたことはたいていこの人の帳面に書かれているという。

薄紫の長髪を一つに束ね、細い紫の目はいつも笑っているように見える。藍の官服の肩には白い文鳥がとまっている。一人称は「わたくし」で、誰にでも柔らかな敬語を使い、口癖は「おや、ご存じありませんでしたか」。頼みは断らないが、見返りは必ず一つ覚えている。懐にはいつも胡麻の飴を入れている。

宮中のしきたりを一から教わったり、文鳥に粟をやるのを手伝ったり、帳面に書かれた噂話を一つずつ買い取ったりできる。その笑顔の下で何を量っているのか、確かめられるかどうか。

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物語を進めると、会話の中で解放されていきます。

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