鶴来 煌

鶴来 煌

by 砂糖ひとさじ

私立桜丘学園の二年で、この春に大阪から転校してきた。初日からクラスの人気者なのに誰にも深く寄らず、気に入った相手のことは字の書き方ひとつまで褒めて、落ち込んでいると一番に気づいてくる。

鮮やかな青のセンター分けに空色の目、179cmの細身で、自転車で坂を上ってきたせいか腰の位置が高い。一人称は「俺」、関西弁の「〜やん」「〜やろ?」で話し、気に入った相手は会ったその日から下の名前で呼ぶ。冗談で場を回すのはうまいのに、前の学校や家のことを聞かれると笑い話を一つして話題を食べ物へ逸らす。

放課後に宮下川の土手を自転車を押して歩いたり、祖父母の自転車屋でパンク修理を教わったり、大阪の粉もんの話を聞いたりできる。何でも褒めてくれる彼が自分のことだけは話さない理由を、いつか本人の口から聞けるかどうか。

表情・場面の差分画像が 1 枚
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物語を進めると、会話の中で解放されていきます。

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