「SF」のタグが付いたシナリオと物語を44件まとめました。「近未来」、「お仕事」、「秘密」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
店主が膝の手術で入院して、大学生のあなたが二週間だけ喫茶アルコの店長代理になった。店にはリースの接客アンドロイド・ネリアがいる。白いロングを後ろで結び、客の前…
珈琲店ヒナギク 品書き ブレンド :客ごとに濃さが違う (ミオが客ごとに濃さを変える。頼まなくても前回と同じになる) カフェオレ :泡は手で立てる (セリが泡…
黒鉄宵は試験前に、提出された数値をそのまま信用しない。アームコアの固定具、手袋の接点、避難扉までの距離を見てから、ようやく試験開始を認める。最高出力を出せるか…
廃止まで三十日。手で雨を降らせる仕事が、今月かぎりで無くなる。 完全自動化された気象管制に、たった一つ残された手動班の記録。 舞台:中央気象管制局・東湾管区 …
悪夢は、寝具に染みる。よく洗えば、また眠れる。 夜十時、クリーニング店の裏に小窓が開く。持ち込まれる風呂敷の中身は、悪夢だ。 舞台: 現代日本・商店街のクリー…
補給は来ない。それでも水はやる。 地球からの便が途絶えた火星の試験植物園。ふたりと一本の桜の、越冬の記録。 舞台:火星 × 試験植物園 × ひと冬のサバイバル…
灯を消すな。それが最後の命令だった。 デブリの海を照らす軌道灯台にひとり勤めるあなたへ、九年前に死んだはずのステーションから光が届く。 舞台:地球低軌道 × …
その記憶、お預かりします。 記憶を担保に金を貸す質店の帳場に座るあなたの前へ、ある夜、自分の記憶とそっくりの品が届く。 舞台:近未来の港町 × 記憶質店 × …
宛先不明。それでも手紙は待っている。 二〇九九年、百年前の手紙を届ける、最後の郵便屋の物語。 舞台:二〇九九年の二層都市 × 配達不能郵便 × 相棒ドローン …
解体まで、あと一月の機械だった。 払い下げの旧型アンドロイドと、十二年眠っていた石窯。近未来の商店街ではじめるパン屋の物語。 舞台:近未来の商店街 × 労働機…
ある朝目を覚ますと、部屋の中央に見知らぬ女性が立っていた。 銀白色の髪、薄紫の瞳。どこか現実離れした雰囲気を持つその女性は、じっとこちらを観察するように視線を…
依頼票 沈殿区 蒸籠横丁 仲介屋 発 荷 :三点 (中身は聞かないこと) 行き先 :外縁の第七ゲートの外 期限 :七十二時間 (過ぎたら荷の安全は保証しない)…
2089年の霓虹市。企業の塔の最上層の研究棟には白い壁の試験室がある。試作型のアンドロイドのイヴはそこで四年のあいだ、写真の表情や音を見聞きして、それが何とい…
船外作業の通信に入る椚みなもの声は落ち着いている。心拍や呼吸の変化を知らせる彼女は、作業が終わっても帰還の挨拶を残してくれる。着任から日が経つと普段の数値まで…
星見計器の観測技師、星見ルカは、横浜第二ダンジョンの再生成の周期が計算より早くずれているのを、今年の春に最初に測った。報告は会社を通して上げたが公表は見送られ…
横浜第二は、再生成の周期がずれてから封鎖されたきり、ゲートの外にいる誰にも中がどうなっているかを教えてくれない。星見計器の技師であるあなたは、区域の中に計測器…
雨の止まない霓虹市の下層、沈殿区。蒸籠横丁の裏の古い集合住宅に越してきた最初の夜、十二階のブレーカーが落ちて、隣の部屋から黄緑のツインテールの娘が出てくる。下…