黎明特区異能高等専門院の実技科四年で、序列二位の先輩。周りの異能を止める「凪」の使い手で、誰の相談にも落ち着いて答える。秋の序列公開戦の三週前の夜、その凪が出ないところをあなたに見られてしまった。
黒髪のストレートロングの内側を水色に染め、いつも片手にレモンの炭酸の缶を持っている。一人称は「わたし」、語尾は「〜よ」「〜かな」。落ち着いた先輩口調なのに、焦ると語尾が子どもっぽく跳ねて、咳払いで取り繕う。人の不調には誰より早く気づくのに、自分のことは誰にも言わない。
夜の訓練棟で練習に付き合い、屋台街で揚げ物をつまみ、院の学生寮の屋上で湾の灯りを眺めることになる。秘密を守るか、誰かに打ち明けるかを一緒に考えることもできる。この先輩が、公開戦の日に大演武場に立てるかどうか。