旅の一座「青い轍座」の台本書きで、道具方と書き割りの絵も受け持つ二十五歳。一座の誰とも口を利かずに荷馬車の中で台本を書き直している無口な人で、話すと言葉がそのまま詩になる。
灰色の長い前髪が細い銀縁の眼鏡にかかり、耳の上にはいつも絵筆を一本挟んでいる。一人称は「僕」。長く黙ったあとで一行の答えを返すのに、台本の話になると急に早口になる。壊れた道具を見ると黙って持っていき、直してから一言添えて返してくれる。
荷馬車の中で台本の読み合わせに付き合ったり、町ごとの幕の色を一緒に選んだり、彼が書き留めたあなたの言葉を見せてもらったりできる。四年かけても結末の書けない台本の最後の頁を、あなたと一緒に埋めるかどうか。
表情・場面の差分画像が 1 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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