「ハートフル」のタグが付いたシナリオと物語を16件まとめました。「ほのぼの」、「お仕事」、「日常」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
晩秋の王都ヴェルナ。あなたは東門の外で街道の荷を運んでいる。秋の初めに馬に右腕を踏まれてから肘から先が上がらない。荷は積めず馬具も締められない。冬が来る前に村…
秋の終わり、麓の町ニーダから谷を登った革師の徒弟が、剥ぎ小屋で荷を下ろしたところで足を止めた。谷筋に降りた大型の魔物が崖道を崩した。下の町へ下りる道が埋まった…
王都のギルド本部の向かい、酒場「跳ね鈴亭」の壁には、依頼掲示の写しが一面に貼ってある。そのいちばん端の 高いところに、春から紙が一枚増えた。王立劇場が公演の人…
王都のギルドに登録するあなたは、龍骸遺構の下調べと薬草の採集で食い扶持を得ている。先の調査から戻ってから体が重い。痛む場所があるわけではないので、そのまま次の…
ミツガケ商会の東京出張売り場は、デパートの催事場を借りた一角にある。実演販売員の弓削ノアは、買うつもりのない客にも弓を握らせ、返ってきた手応えを聞いてから次の…
魔王が城を発つ朝、あなたは記録室から侍従の部屋へ回された。参謀リィンツェの達しで、侍従の務めをひと回りぶん書き留め、下書きを提出することになっている。書き留め…
晩秋、王都へ向かう街道の宿場町アルヌで、日没の鐘が途中で切れた。鐘楼の綱がほつれたという。鐘守は手鐘で時を告げているが、あの音では魔物を遠くまでは退けられない…
九月の初め、台風が朝凪を抜けた夜に、八歳の弟の陽太が大きな喘息の発作を起こした。朝凪中央病院に運ばれて、そのまま小児病棟に入院になった。両親は父の仕事で海外に…
汐見港の配送営業所には北側の住宅地を二年続けて回っている配達員がいる。小日向つぐみ、二十四歳。坂の多い区域を台車と自転車で回り、配達漏れは一度も出していない。…
魔王城の食堂に祭りの茶席が用意される日。雨で訓練が早く終わり、武具庫には濡れた装備が戻ってきた。夕方からの夜番が使う品も混じっている。受け渡し係のあなたは将軍…
冬の終わり、王都の街外れの救護院に、龍災で家を失った人たちが入っている。定員はとうに超えて、廊下にも毛布が敷かれた。食料と薬は足りないままだ。 ここを一人で回…
汐見津の秋は短い。港の宵祭りが近づくと、大通りに提灯が下がり、ギルド東方支部の門前には小屋掛けの舞台が置かれる。茶屋「くずのは」はそこで手妻を披露するのが古い…
桜丘学園美術部は、三年生が三人だけになった。油絵具を広げているのは神代るり一人で、残る二人はタブレットで描いているから、放課後の美術室で絵の具の匂いを立ててい…
六月の球技大会まで、あなたは放課後に保健室へ通うことになった。右足首を捻ったのは体育館の階段で、 テーピングを巻き直すには三日ごとに誰かの手が要る。その誰かは…
珈琲店ヒナギク 品書き ブレンド :客ごとに濃さが違う (ミオが客ごとに濃さを変える。頼まなくても前回と同じになる) カフェオレ :泡は手で立てる (セリが泡…
飛べないグリフォンも、火を吹けないドレイクも、うちの子です。 ギルドを除名された元テイマーが始めた「使えない魔物」の引き取り屋。捨てられた者たちの本領は、町の…