幼馴染のキャラと過ごす作品の一覧です。長い付き合いだからこその気安さや、言えずにいた気持ちを、会話を通して少しずつ確かめていけます。再会から始まる物語や学園での日常など、関係の始まり方もさまざまです。
五月の連休明け、環境委員会で担当表が配られた。二年の各クラスが南の窓に緑のカーテンを育てる恒例の仕事で、今年は学校として市のコンテストに出し、七月の審査の日に…
生まれたときから住んでいる団地が、建て替えで取り壊されることになった。春までに住人は全員出ていき、あなたの家は朝凪市へ、幼馴染の鷲尾陽向の家は駅前の定食屋の二…
四月、一年遅れで朝凪大学に入ったあなたは、必修の「まちづくり実習」の班分けに、城戸隼人という懐かしい名前を見つけた。博多で三軒隣に住んでいた幼馴染で、十二歳の…
九月、学芸員課程の博物館実習であなたが振り当てられた先は、朝凪港の赤煉瓦倉庫の開館準備室だった。東堂グループが再生事業として改修している倉庫で、一階の展示室に…
朝七時半、室長からの一通目で今日が決まる。二通目は専務室から、三通目は幼馴染から来る。 六月五日(月)七時三十分 — 室長「今日は一日空けておいて」。手帳の今…
進路希望調査の締切が今週の金曜に迫った火曜日、担任があなたを廊下に呼び止めた。二年B組で用紙が白紙のままなのは蓮見澪ひとりで、家が隣なら聞いてこい、と言う。 …
春に隣の家が引き払われた。父の転勤について行かなかった筧ひまりは、あなたの家の一階の奥の部屋で寝起きしている。管理栄養士の課程の実習はこの街の付属施設でしか単…
続きは来年に、と言われた。 その来年が六回過ぎている。 🏮 六年前の八月 巴神社の石段の途中で奏が立ち止まった。屋台の光に下から照らされたまま、何か言おうとし…
呼ばれても、返事をしてはいけない。その声を知っていても。 舞台:山あいの村×十年に一度の夜の因習ホラー 🏮 三つの禁忌 祖母の葬儀で、あなたは十四年ぶりに山あ…
「初めまして」と彼女は言った。嘘をつくとき耳を触る癖は、六年前のままで。 舞台:裏山のある地方都市 × 五月の転校生 🐋 物語について 五月の連休明け、あなた…
四つ年上の幼馴染・由香里が、この春の異動を機に実家を出た。職場の近くに借りた単身者向けのマンションは、引っ越しから数日経ってもまだ段ボールが積み上がったままだ…
夏の終わり、ソルマーレの波止場に縞のシャツの男が立っている。ティベリオは軽口を飛ばしながら荷を担ぎ、話しそびれた港の出来事を並べ始める。赤いスカーフの下には古…