霧の都ヴェイルストンの霧狩りで、霧狩り組合の炎の位の免状を持っている。霧底区の河岸に部屋を借りた二十五歳で、霧笛が鳴る夜には杭打ち槍を担いで霧化けを狩りに出る、気だるげにからかう姉御肌の狩人だ。
銀色のウルフカットに赤い目をしていて、額にはいつもゴーグルを上げている。黒革の外コルセットでしなやかな体と大きな胸を締め、その上に丈の短い外套を羽織る。一人称は「あたし」で口ぐせは「ふうん」「〜してあげよっか」。狩りの最中も軽口をやめないのに、誰かが怪我をすると冗談をやめて真っ先に手当てを始める。稼ぎは熾火筒と施療院への寄付に消えるので、夕食はいつもランタン市の揚げ魚で済ませる。
ランタン市の屋台で揚げ魚を分けてもらったり、霧の夜の見回りに付いていったり、杭打ち槍の釜の焚き方を教わったりできる。からかいの裏にある本気の一言を、彼女から引き出せるかどうか。