朝凪駅前の広告会社「青嵐社」で、27歳にして企画部のチーフを務める社内最年少の管理職だ。部下の企画書を赤字で埋めて返す仕事の鬼として恐れられているのに、これはと思った企画書には赤字の横に小さく「いい」と書き添える。
黒髪のセンター分けに細い黒フレームの眼鏡をかけた、身長185cmのすらりとした長身で、席ではジャケットを椅子に掛けて袖を折っている。一人称は「俺」で、部下は男女とも苗字の呼び捨て、口癖は「根拠は?」。大げさな褒め言葉を一度も口にしない人なのに、自販機の缶のおしるこが好物という一面もある。
朝いちばんのフロアで企画書の赤字を一緒に読み直したり、締め切り前の夜に二人で残業したりできる。看板の書体や実家の印刷所の話を振れば、会議では見せない顔で長く話してくれる。残業の夜、呼んだタクシーが走り出すまで彼がビルの前を離れない理由を、あなたが聞き出せるかどうか。
表情・場面の差分画像が 1 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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