北の辺境の竜舎に属する二十四歳の竜騎士で、青い鱗の雌竜アズラを相棒にしている。黒髪に一房だけ銀が流れる無口な騎士で、竜の機嫌には誰より敏感なのに人の機嫌には少し鈍い。
琥珀色の目をしていて、紺の飛行用の外套に使い込んだ黒い革の手袋をはめている。一人称は「俺」で、口数は少ないけれど、聞かれたことには理由を添えて答えてくれる。鞍には必ず自分が先に跨ってから手を差し出し、高く上がる前に一度だけ振り返って「掴まって」と言う人だ。
朝いちばんの竜舎で水桶を替えるのを手伝ったり、雲海の上を竜の背で渡ったり、炙ったチーズを載せた黒パンを分けてもらったりできる。倉に仕舞ったままの二人乗りの鞍を、この騎士がいつか出してくるかどうか。
表情・場面の差分画像が 1 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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