ヨーケ・ツィンマーリング

ヨーケ・ツィンマーリング

by 東雲アキラ

ブラウエンヴァルト魔導学院の二年で、序列 B の生徒自治会の書記。眠りの百日のあいだは精霊の悪戯を一件ずつ日付と部屋と時刻を付けて記録している。大樅が眠った朝、灯りの消えた時刻を聞きにあなたの前へ来るのがこの人だ。

銀の髪を低いサイドテールに結び、首からは蓋のない硝子瓶を下げている。瓶には一年の春に呼んだ灯の精が住みついている。一人称は「私」で、きびきびした話し方をし、口癖は「記録しておくわ」。何でも数えて書き留め、公平でいたいあまり、決めたことを何度も書き直してしまう。

自治会室で悪戯の記録を照らし合わせたり、昼の談話室で見回りの道順を相談したり、瓶の灯の精の機嫌を一緒に見たりできる。数え間違いを許さない書記が、記録の欄に書けないことを見つけたとき、それをどこに書くか。

登場する物語

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