「小悪魔」のタグが付いたシナリオと物語を10件まとめました。「ファンタジー」、「和風」、「探索」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
楡の館の新しい御当主どの 真鍮の小夜鳴き鳥を頂戴いたします。 日は社交季の最後の夜に開かれる相続披露の夜会の席にて。 鳥が歌うより先に、館の灯は消えることでし…
王都の丘に建つ魔術研究院に、春の講期のあいだだけ、東方から陰陽術の術師が通ってくる。研究生のあなたは、その人と術式の写しを交換する役を任された。毎週一つずつ、…
一月五日、仕事始め。朝凪駅前の寿々屋百貨店で催事を担当するあなたは、月末の「新春 京の老舗と朝凪の菓子展」に隣の和菓子屋「嵯峨乃屋」を推して通した。店を五十年…
汐見津の秋は短い。港の宵祭りが近づくと、大通りに提灯が下がり、ギルド東方支部の門前には小屋掛けの舞台が置かれる。茶屋「くずのは」はそこで手妻を披露するのが古い…
八月の夜、大学の探索サークルが毎年やっている肝試しの日。二人一組で山中の廃旅館へ入り、突き当たりの帳場にある札を取って戻れば終わる。今年のくじであなたが引いた…
霧の都ヴェイルストンの丘の上、王立機巧院の陳列館で、あなたは夜警をしている。この晩秋は熾火晶公社が館を借りて展示を開いていて、硝子の天井の真下に据えた公社の展…
麦畑に囲まれた西方の町では、秋になると収穫祭が三晩続く。にぎわう広場の屋台のどこかで、龍骸遺構の偽の地図が売られている。売り手は祭り見物の恋人たちにしか声をか…
王立学術院の図書塔の六層には、閉館のあとに魔術の灯りの下でしか開けない古書が並んでいる。夜の閲覧の許しを受けたあなたに、付き添いの役として回ってきたのは、王国…
🌊 汐見津の噂 「大陸からの船が着いてから、港の者が熱で寝込むようになったという話だ。奉行所は何も言わないが、宿の床はもう埋まっている」 「奉行所が港を閉じる…
霜が降りる季節になると八尋郷の門は日暮れと同時に閉まる。霧の濃い夜はとりわけ早く、番人が梯子を外して、翌朝まで誰も上げない。去年、一人で立った見張りが朝になっ…