「上司と部下」のタグが付いたシナリオと物語を13件まとめました。「社会人」、「お仕事」、「ヒューマンドラマ」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
臨港分庁舎の一階、自販機の前に立つ氷室 玲は、現場から戻った人数分の缶コーヒーを机に並べてから、報告を取る。赤ペンの入った報告書を突き返す人だ。それでも失敗の…
一月最後の月曜の朝、部長に呼ばれて、朝凪港に春に開業する商業施設のキャンペーンを競う指名コンペに出ると告げられた。チームは二人で、責任者は企画部チーフの桐ヶ谷…
王都アーレンベルクの施療院を預かる若い院長ローレンツは、腕のいい治癒術師で、女の見習いを取らない。名前を一度も呼ばず、「そこの」としか言わない。今年は聖堂の命…
ロシュ伯爵家の執事クロード・ベルナールは、屋敷の誰にも隙を見せない。朝の茶葉はその日の天気で選び、来客の好みも椅子の高さも覚えていて、あなたの縁談の支度も誰よ…
新卒で入った鷹司商事で、研修が終わる週に社長室付きの辞令を受けた。指名したのは専務の鷹司湊で、あなたは面接で一度会ったきりの相手だった。社内で、褒めない、謝ら…
救急外来に配属されて二週間、あなたの夜勤は今夜で三回目になる。組むのは救急医の黒澤海斗で、叱らないが指示が速い、と同期から聞かされていた。銀の短髪にスクラブ姿…
ハシバミ通りの角に立つ薬草店〈緑の火壺〉。あなたは今日から、この店の住み込み見習いになる。 店主は魔女のエルデ。歳の読めない若い女で、口は悪いが、この街の誰も…
霧の都ヴェイルストンの劇場街、坂の上の貸し部屋の二階に、顧問探偵コーデリア・ベイカーの事務所がある。警邏庁の手に負えない事件だけを気が向いたときに引き受ける二…
二〇四七年の東京。警視庁本部の地下四階に、異能の事件を受け持つ特異事案課がある。この春からあなたはそこの課長付きの事務官を務める。上層部の狙いは、五年もほとん…
初夏、帝都の港で鷲宮子爵を見送った。帰国の船が着くのは秋の終わりになる。その晩、執事の硯川鷹臣は洋燈を手に書斎の扉を開け、子爵の机の前にあなたを通した。留守の…
明朝、あなたは隣国へ嫁ぐ。ミルフェ公国の公女として同盟の証にグランツ王国の王太子のもとへ送られ、婚礼行列は夜明けに公都セルヴァの城門を出て、国境までは街道で五…
祖母が急に亡くなって、あなたは料亭「桂月」の女将になった。二十二歳で、献立を組んだことは一度もない。板場を預かる花板の一条蓮は祖母の代からの職人で、あなたを女…
開演まで、あと三十分。 それだけあれば、式はまだ守れる。 舞台: 現代日本・丘の上の結婚式場「リヴェールの丘」|制限時間つき日常の謎ミステリー 💐 事件はいつ…