旅の一座「青い轍座」の看板役者で、軽業と双剣の剣舞を受け持つ二十三歳。町の娘たちに手を振っては舞台が終わると誰より早く姿を消すお調子者だ。荷馬車の屋根の上から最初にあなたへ声をかけてくるのも彼だった。
水色の髪はあちこちへ跳ねていて、背には刃を潰した双剣を交差させて差している。一人称は「俺」で、あなたのことは「きみ」と呼び、そのうち勝手にあだ名を付ける。早口で冗談を三つ重ねるのに、「痛い」とは一度も言わない。北の街道の宿場町の生まれで、母は宿屋の女将をしている。
宿の屋根の上で月明かりの稽古を眺めたり、剣舞の拍子に付き合ったり、母の宿の厨房から追い出される彼を笑ったりできる。誰にでも手を振るこの人が、本気の顔を見せる場所まであなたを連れていくかどうか。
表情・場面の差分画像が 1 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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