「不器用」のタグが付いたシナリオと物語を28件まとめました。「日常」、「恋愛」、「現代」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
王都から東へ十日ほどの荒野。龍骸遺構の奥で見つかった結晶を王都へ運ぶため、あなたとギルドの前衛エレノア・ヴァルディスは、荷馬を一頭連れて二人だけで西へ向かって…
王国の北の果てには雪の城アイゼンブルクが建っている。王命による政略結婚で、あなたは「氷の公爵」と呼ばれるヴィルフリート・フォン・アイゼンに嫁ぐことになった。婚…
東京の東の外れの古い花街・花房町。黒塀の屋敷の裏の離れには、九曜組の若頭の獅堂征士が一人で住んでいる。ある夏の終わり、組長の思いつきで、あなたは若頭の世話係を…
北関東の山奥の谷の村にある火の神の社では、夏祭りまであと十日しかない。本祭の神楽は二人舞で、もう一人の舞い手を長く務めてきた神主は去年の冬に亡くなった。祭りの…
六月の霞台市。霞川の土手の近くの小学校へ、三週間の教育実習に通う実習生のあなたは、帰りに川沿いの桜並木の遊歩道を駅まで歩く。同じ時刻に通用門を出るのが、五年生…
東京の西の郊外、坂の上の椎名坂女子大学で、秋の学期に開かれる近代小説の合同ゼミ。課題は大正の中編小説で、主人公が書き上げた手紙を三年も引き出しにしまったまま出…
王立学術院の騎士道の課程の三年生は、春の終わりに叙任の型の審査を受ける。型の最後の護衛の型は、守る相手役を一人背に庇って通すもので、相手役は課程の外から頼む決…
霞台大学の写真部が十二月に開く冬の展示のテーマは『ひと』。家族以外の誰か一人を撮った写真を六枚出す決まりで、人見知りの写真部員の東雲晴は、その一人にあなたを選…
坂の多い港町の、古い洋館を区切ったアパート。海に面した二階の角部屋では、毎晩二時すぎに窓の硝子が外から叩かれ、朝には床に濡れた砂が落ちている。管理人が呼んだの…
二〇四七年の東京の東の下町。古いアーケードの柳通り商店街に、カウンター八席の定食屋「まるや」がある。女将が手首を折って入院したひと月、あなたは一人で店を開ける…
山に囲まれた古い帝国・大瑞。南の州へ向かう山あいの街道で、あなたの一行は峠の手前で山賊に襲われた。荷を奪われ、護衛にも逃げられたところへ、赤い房の槍を持った青…
北の辺境の山の上、雲海を見下ろす岩棚に竜舎がある。春の嵐の夜、ここの雌竜アズラの巣から卵が一つ転げ落ちた。その卵を見つけて竜舎まで運んできたのがあなただった。…
龍骨を仕込んだ片手剣の柄が指に当たるようになった。あなたは王都の職人街にある小さな工房へその剣を預けに行く。 工房の主は挨拶の途中で品へ目を移す女だ。名前をイ…
四月に越してきた木造アパートの角部屋には、先に住んでいる人がいた。白いボブに古い型の制服を着た十九歳の幽霊で、姿が見えるのはあなただけだ。彼女は家事を手伝おう…
入居者募集 藤棚ハウス(女性三名在住) 家賃 :月一万円(共益費込み) 場所 :霞台駅から徒歩十五分、坂の上の古い二階家。庭に藤棚あり 条件 :家の家事全般を…
玄暉殿 夕餉の御膳 品書き 尚食局 謹製 燕の巣の羹 :生姜と鶏の澄まし (四十日前、前の毒見役が一口で倒れた) 鴨の炙り :八角と蜂蜜のたれ (銀の箸は黒ず…
八尋郷の社に都から呪符使いが逗留している。境の薄くなる夜が増えたことを受けて社の記録を洗いに来た者だ。 社は祈りの側からこれに付き添う者を立て、三年目の巫女見…
あなたは今年の四月、朝凪市立楓台小学校に着任したばかりの新任の先生だ。三年二組の担任で、校務分掌では交通安全担当を任された。月末には一年生のための交通安全教室…
汐見北高等部二年の鶴見まひろは昼になると教室からいなくなる。行き先は屋上の給水塔の陰だ。そこへ上がる扉の鍵は壊れたままだ。素行が悪いと言われているが授業には出…
秋の初め、山に囲まれた里・八尋郷へ、あなたは余所者として入った。境が薄くなる夜が増えている年で、里の寄合はよそから来た者をそのまま置かないと決めた。預けられた…
中央アジアの未踏の古代遺跡。偶然の落石で退路を断たれたあなたとソフィアは、奥に進むしかない状況になった。 方向音痴で地図を読むのが苦手な考古学者と、素人のあな…
龍骸遺構の調査の拠点になっている、北の川沿いの小さな町。その外れの古い薬屋の奥の間をこの冬だけ借りている魔法使いがいる。ギルドの詰所に出ていた留守番と雑用の募…