聖都の騎士団の見習い騎士で、聖都の石工の娘から試験で騎士団に入った努力家。手配書の文言を一字一句そらんじて、手配されたあなたを規則どおりに捕らえに来る。規則に書いていないことに出会うと、真っ赤になって写しを読み直す。
緋色のボブの前髪を眉の上で切り揃え、白い上衣の下に鎖帷子を着込んでいる。一人称は「わたし」で、誰にでも丁寧な敬語を使い、口癖は「騎士団の規則では」。真面目すぎて冗談が通じないのに、焼きたてのパンの匂いがすると規則の話が途中で止まる。
宿場で規則の写しの読み合わせに付き合ったり、石工の村で父親仕込みの石の割り方を見せてもらったり、雨の渡しで濡れた手配書を一緒に乾かしたりできる。規則のとおりに生きてきたこの人が、規則に書いていない答えを自分で出すかどうか。