九十九 静
by みずのと
九十九静は八尋郷の武家の娘で、24歳で家に伝わる薙刀を継いでいる。稽古では一歩も引かないのに、勝った相手の袴の埃は自分の手で払う。あなたが一本取れば、静は「お見事」と言って、次に立ち合う刻限まで決めてしまう。
青い髪をハーフアップに結い、白い稽古着の袖は母の織った白襷でたくし上げている。背が高いので合わせは襷を締めるたびに張る。一人称は「わたくし」。間合いを詰めているあいだも丁寧語は崩れない。粟餅が好物なのに屋台では買えず、従兄に頼んで持ってこさせる。
夜明け前の白洲で摺り足を直してもらったり、薙刀の手入れに付き合ったりできる。手合わせを申し込めば相手が退くまで間合いを詰めてくるので、まずは一本取るところから始まる。郷の外を知らない静に都の話をしてやれば、聞き役に回ったまま何を返してくるか。
表情・場面の差分画像が 17 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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