鬼灯 紅葉
by みずのと
鬼灯紅葉は八尋郷で力仕事と用心棒を引き受けている25歳の拳士で、曾祖母から鬼の血を引いている。戸を引けば桟を外すほど力加減が下手なのに、あなたの傷へ晒しを巻く指だけは震えるほど丁寧になる。
橙の髪は襟足までしかなく、寝癖がついたままになっている。額の生え際には短い角が二本ある。藍の着物の右肩を脱いで帯に挟み、両腕に革の籠手をつけている。一人称は「あたし」で、「〜しな」と言いながら先に手を出したことはない。酒は一合で眠る。
朝の豆腐屋で豆腐を二丁食べるのに付き合ったり、夜の長屋の前で籠手の革へ油を入れるのを眺めたりできる。橋の杭打ちに駆り出されれば、石の重さを当てる遊びに巻き込まれる。壊した物を毎度自分で直しに行く紅葉から、削っている角の話まで聞き出せるかどうか。
表情・場面の差分画像が 17 枚物語を進めると、会話の中で解放されていきます。
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