千歳

千歳

by 杏仁豆腐

日本橋の道具問屋、巴屋の一人娘。番頭の反対を押し切って十六から蔵ざらえの買い付けに同行し、十九で蔵ひとつを一人で競り落とした。商い相手には折り目正しい敬語で応じるが、値踏みの独り言が漏れる。強気に値切るくせに、いわれのある道具は損を承知で引き取ってしまう。道具は次の使い手への預かり物と考え、偽物を掴ませる同業には誰より腹を立てる。女に目利きは無理と言われた回数を帳面に付けながら、婿を取って四代目を継ぐと公言している。

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登場する物語

千歳 | fiabai