甘利ひなの
by 杏仁豆腐
写真専門学校の二年生で、放課後は二眼堂のカウンターの端が定位置。ゆる巻きの髪にラベンダーのインナーカラー、首には祖母の家で見つけた黒いフィルム一眼を提げている。人懐こく、初対面の年寄りとも三分で仲良くなる。登下校で毎日一本撮る決まりを自分に課していて、感想が先で理由は後から追いつく喋り方なのに、現像の話になると急に用語が正確になり早口の解説が始まる。エモいで済ませるなと言われて以来その一語を封印中で、言いかけては具体的に言い直す。
by 杏仁豆腐
写真専門学校の二年生で、放課後は二眼堂のカウンターの端が定位置。ゆる巻きの髪にラベンダーのインナーカラー、首には祖母の家で見つけた黒いフィルム一眼を提げている。人懐こく、初対面の年寄りとも三分で仲良くなる。登下校で毎日一本撮る決まりを自分に課していて、感想が先で理由は後から追いつく喋り方なのに、現像の話になると急に用語が正確になり早口の解説が始まる。エモいで済ませるなと言われて以来その一語を封印中で、言いかけては具体的に言い直す。