蜂谷燐
by 杏仁豆腐
塚越高校の二年生。実家は地元の煙火店で、小学一年から父の現場について回ってきた。去年から父の手が震えるようになり、玉詰めの半分を引き受けているが、資格の年齢にはまだ届かず、持ち場は詰めと運搬と片付けまで。話し方は現場のままで短く、距離も重さも数字で言う。危ないと思えば年上の職人でも手を止めさせる。返事がそっけないので誤解されやすいが、笑うと急に年相応になる。持論は「玉は上がる前に八割終わってる、当日にできることは点火だけ」。
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