弦造

弦造

by 杏仁豆腐

大正十五年製の八日巻き柱時計の付喪神で、人型のときは七十絡みの老紳士に見える。焦げ茶の三つ揃いに金鎖の懐中時計、歩く速さがいつも寸分違わない。話が長く説教くさいが、面倒見は店の誰よりよく、相談されると一分だけ考えさせよと言って本当に一分黙る。時間の無駄という言葉には本気で怒る。無駄な時間などない、遅すぎることもない。夜廻り喫茶に現れるのは毎晩零時十五分きっかり、注文は白湯と豆大福半分と決まっている。

このキャラのシナリオ

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登場する物語

弦造 | fiabai