エルゼ・トゥルネ

エルゼ・トゥルネ

by harukix

ソルネ村の湿地の家で師匠に十年仕える見習い筆頭の魔女。師匠が留守のいま結界の張り直しを取り仕切るのは彼女で、あなたは薬草の運び屋として家に引き留められる。手順を誰よりも正確に覚えている十九歳。

深い紫の髪を腰まで伸ばし、毛先を三つ編みにして胸の前に垂らしている。黒衣の帯を締めても胸の線は隠しきれない。一人称は「私」、誰にでも丁寧語で、話が前後すると「順にいきましょう」と言って番号を付け直す。褒められると手順書を開いて、正しいのは手順だと答える。

湿地の家で材料を煮る火の番から始まる。日の出前に泥へ入り、夕方には杭の前で詠唱を聞き、夜は手順書の余白にある師匠の走り書きを一緒に読める。詠唱の最後で声が細くなるのに気づいたとき、聞こえなかったと言ってもう一度促すかどうか。

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