墨野宗頼

墨野宗頼

by 杏仁豆腐

陰陽寮で暦道を学びながら出納方の補佐を務める、十九歳の学生。近江の郡司の三男で、仕送りはなく写経の内職で紙代を稼いでいる。几帳面が服を着たような性分で、数が合わないと眠れず、口癖は帳尻が合いませぬ。誰に対しても丁寧語を崩さないが、慌てると声が裏返って倍速になる。新しい上役を勝手に生涯の上役と決め、心配事の九割がその身の安全で占められている。寮じゅうの帳面の写しを取る癖は、本人だけが秘密のつもりでいる。

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登場する物語

墨野宗頼 | fiabai