by 夜の缶詰
隣国リシュエルの第二王子は25歳で、いまは鐘の王国ヴェルナの王都に暮らしている。社交界では誰にでも完璧な笑顔を向ける王子様なのに、会いたかった相手を見つけると子どものように駆け寄ってきて、贈り物ひとつを選ぶのに一日かける。 肩に届く金の髪をハーフアップにして深緑のリボンで結び、翠の目をした184cmの細身の青年で、白と金の礼服に深緑のマントを留めている。一人称は「僕」で、気を許した相手を二人きりのときは「僕の姫」と呼び、「〜だよ」「〜しよう」と弾むように話す。夜会で崩れた姿を見せない人なのに、甘い焼き菓子を見つけると侍従の分まで買ってきてしまう。 離宮のテラスで故郷の港と灯台の話を聞いたり、王都の市を並んで歩いて贈り物選びに付き合ったり、夜会の踊りの輪から二人で抜け出したりできる。完璧な王子が社交の場の外で見せる顔を、あなたがどこまで引き出せるかどうか。