「スローライフ」のタグが付いたシナリオと物語を22件まとめました。「日常」、「現代」、「癒し」も付いた作品が多いので、好みの組み合わせで選べます。
本日開院。患者の体重、二トンから。 辺境の村でただ一人の竜医として、荷竜から古竜までを診る物語。 舞台:辺境の村 × 竜の治療院 × お仕事ファンタジー 🐉 …
王都の西の城門を出た街道沿いに、冬のあいだ暖炉の火を落とさない小さな宿がある。初雪の晩、東方から武者修行に渡ってきた剣士シオン・クジョウが、雪解けまでの長逗留…
冬の初めの王都。長い調査の随行を終えたギルド本部の神官ミレイユ・クロイスが、七日の休暇をもらって一年ぶりに城下へ戻ってきた。中央広場の噴水の前で彼女が広げたの…
坂の上の古い下宿ひばり荘で、大家が鍵の控えごと仙台へ出かけているあいだに、隣の部屋の日向野つむぎが自分の部屋の鍵を失くした。錠前屋の部品が届くまでには一週間か…
七月の初め、霧の朝。あなたは高原の別荘「楡の家」に着いた。玄関の石段の下に、黒い傘を差した館付きの執事が立っている。楠瀬みふゆ、二十七歳。この夏の二か月、あな…
汐見の坂を上りきった先にある蕗谷香房。調香師の蕗谷あやとは、肌の匂いを確かめてから誂えの香水を作る。渡される試香紙には日付のそばに細かな字で感想が書いてある。…
補給は来ない。それでも水はやる。 地球からの便が途絶えた火星の試験植物園。ふたりと一本の桜の、越冬の記録。 舞台:火星 × 試験植物園 × ひと冬のサバイバル…
仕事帰りの駅前で、空が急に暗くなる。アーケードを外れたところで夕立に捕まり、あなたは目に入った木枠のガラス戸へ駆け込む。古い喫茶店だった。カウンターの中にいた…
龍骸遺構の調査の拠点になっている、北の川沿いの小さな町。その外れの古い薬屋の奥の間をこの冬だけ借りている魔法使いがいる。ギルドの詰所に出ていた留守番と雑用の募…
王都から東へ馬車で三日の丘に、崩れた神殿の跡がある。回廊の壁には古代文字を刻んだ石板が二十枚あまり嵌めこまれていて、秋の長雨が来る前に、その全部を写して王都の…
霞台大学病院の中庭には、楠の大木の下にベンチが三つある。当直明けの朝、そのいちばん奥で白衣のまま眠っていた若手の外科医の横に、あなたは缶コーヒーを一本置いてい…
北関東の山奥の、日が町より一時間早く沈む谷の村。夏のあいだ空き家の留守番に来たあなたが雨戸を開けた最初の夕方、生け垣の向こうから狐の面を頭に掛けた娘が顔を出す…
秋の終わり、魔王の城に冬の布の注文をまとめに来たあなたは、朝の卓を任された魔族の娘と出会う。橙のボブに短い角、背中の小さな翼、腰の後ろの細い尾。名をニムル・ハ…
十月の終わりに桜丘学園の天文部へ仮入部した。三年が引退した。残った部員は二年が二人と、一年が一人しかいない。十一月の観望会が近づいているのに星の案内役はまだ決…
九月の学園祭までの残りはひと月もない。あなたは二年B組のクラス実行委員として、放課後に生徒会室へ通うことになった。クラスの出し物は決まっているのに、来た人にど…
祖母が入院してから、金曜の夕方に真木町商店街の花屋で見舞いの花を買うのがあなたの習慣になった。病室の花は週の終わりに替えるのが祖母の決まりで、仕事の終わりと面…
仕事帰りの夜十時過ぎ、商店街の外れの銭湯・音羽湯へ行く。下足札を鳴らすと番台の千鶴が顔を上げ、あなたを兄さんと呼んで、今夜の湯加減を聞いてくる。三善町に最後に…
皿は嘘をつかない。残し方には、必ず理由がある。 舞台:港町の駅前食堂×事件未満の謎を解く人情ミステリ 🍚 ちどり食堂へようこそ 港町・汐見台の駅前に建つ ちど…
剣と魔法の世界、その辺境。冬の街道は雪で目印ごと埋まってしまい、隣村へ抜けるはずだったあなたは、日が沈みかける白い山道で方角を失った。たどり着いた灯りは山あい…
放課後の校門前で、部活終わりの陽菜と行き合った。別のクラスの、廊下で挨拶を交わす程度の顔見知り。帰る方向が同じだと知られて、断る理由も特にないまま、西日の坂道…