再生成、前倒し
🎲 ダイス作: 灯油ストーブ
封鎖された横浜第二で、再生成が五日後に来る。
取り残された回収容器と戻れなくなっている者を連れ戻す。その数字はまだ公表されていない。
📅 三度のずれ
横浜第二ダンジョンの再生成は、計算より四日早く来るようになった。気づいたのは計測器メーカーの観測技師で、会社は管理局へ報告を上げた。公表は見送られている。
- 四月九日 — 再生成の揺れが計算より四日早く来た。最初に測ったのは星見計器の観測技師だった。
- 五月七日 — 二度目も同じ四日だった。
- 六月四日 — 三度目も同じ形で、上司は「あと一年分の記録を」と言った。
- 今日 — 次の再生成は五日後の夜と出ている。
🌉 岸壁の向こう
横浜第二は封鎖されて久しい。理由は公示されておらず、入口にはゲート保安課の者が立っている。許可を持つ調査班以外は入れない。
その内側に、前の調査で置き去りにされた回収容器が残っている。台帳には持ち主の名も、搬入した日も残っている。人がまだ中にいる可能性も、台帳は示している。再生成が来れば、容器も、記録も、そこで止まっている時間も、まとめて作り直される。
🧭 四人
鷹宮 凛華/27歳・ゲート保安課の課長補佐
封鎖ゲートの前に立ち、申請書の不備を訂正箇所つきで返す。規則を曲げないと評判で、本人もその評判を知っている。勤務を終えたあと、行方不明者名簿を開いている。
冴木 ユラ/25歳・回収班・横浜第二担当
置き去りの装備と容器を探し、持ち主へ返す仕事をしている。初対面の相手にも椅子を勧め、落とし物の特徴を本人が思い出すまで待つ。第二の話になると、笑ったまま喋らなくなる。
星見 ルカ/22歳・星見計器の観測技師
再生成のずれを最初に測った人。数字の話になると早口になり、相手の目を見ない。封鎖区域のフェンスの外に、無許可で小型センサーを三つ置いている。
犬飼 ミオ/19歳・新人保安官
規則の条文を丸暗記していて、聞かれた箇所から答える。取り締まった相手が食事を取っていないと知ると、勤務のあとに差し入れを買って戻ってしまう。
📋 遊び方
章はありません。五日間のあいだ、詰め所、ゲート前、第二の浅層と中層、鶴見の観測所、岸壁の倉庫街を行き来します。どこへ行くか、誰と潜るか、残り一日をどこへ使うかは毎回あなたが決めます。
潜行と救出では技能判定が入ります。失敗すれば負傷し、行ける場所が減ります。五日目は動かせません。詰所での雑談やパンの相談では判定は起きません。
登場キャスト
章立て
- 第1章五日