by 杏仁豆腐
シェアハウスの同居人、28歳。公務員だと言っている。
このキャラを主役にする公開シナリオはまだありません。
全員スパイ。 五人とも別の会社から送り込まれている。 📄 案件 桜堂晴臣。国内製薬の主任研究者で、末期の神経難病に効く化合物の合成経路をひとりで書き上げた男。 半年前に失踪した。 研究所のサーバーからデータが消え、自宅の家宅捜索でも何も出ていない。 その自宅——世田谷の築四十年の木造二階建てが、いまシェアハウスとして貸し出されている。あなたはある組織から住み込みを指示された。 目的は合成経路の在り処。期限は三か月。 入居初日に分かる。他の四人も同じ理由でここにいる。誰も先に動けない。動けば残り四人に気づかれる。だから五人は当たり前の顔で暮らしはじめる。飯を作り、風呂を待ち、洗濯物を取り込む。 偽装のための日常が、そのうち本物の日常になっていく。 🗂 同居人 下の欄はあなたがまだ知らない情報です。開くかどうかはお任せします。 朝比奈 累 /26歳・一階の書斎だった部屋 製薬会社の研究職だと言っている。眼鏡をかけた物静かな人で、嘘が下手なうえ、下手なことを自分でも分かっているらしい。 🌙 夜の顔 国内製薬大手・創薬研究部。四人のうち 唯一、合成経路を見て意味が分かる人間 。夜は眼鏡を外し、立ち襟に白いラインの入った規格品の潜入服で書斎の本棚を開けている。桜堂の研究を本気で完成させたいと思っている。 黒羽 ましろ /22歳・二階の物置部屋 何をしているのか誰も知らない。誰にでも懐いて誰の部屋にも入り、誰の名前も呼び捨てにする。 🌙 夜の顔 どこの社にも属さないフリーの情報屋。 四人のうち、いちばん早く全員の正体に気づいていた。 装備は寄せ集めで統一感がなく、フードと肘膝のパッドで屋根裏や床下に潜り込む。まだ誰にも売っていない。理由は「まだ高く売れないから」。 ヴェラ・アシュフォード /24歳・二階の日当たりのいい部屋 外資系の営業だと言っている。ガウンのまま降りてきて、指摘されても直さない。 🌙 夜の顔 海外資本のバイオ企業。 隠す気がほとんどない。 金で解決しようとし、駄目なら距離で押してくる。潜入服だけは明らかに他の三人より金がかかっていて、光沢のある生地に金の縁取り。四人でいちばん嘘が上手い。 鵜飼 志乃 /28歳・一階のいちばん奥 公務員だと言っている。家事当番を一度も破らないし、よく笑うし、挨拶を欠かさない。 🌙 夜の顔 厚生労働省の医薬品監視部門。唯一の公的機関で、 四人全員の所属をすでに把握している。 ただし違法行為が起きるまで動けない。官給品の潜入服にはハーネスとベルトだけで装飾がひとつもない。笑ったまま断る人。 🍚 遊び方 三か月のあいだ、 朝・昼・夕方・夜・深夜 の五つを過ごします。リビング、キッチン、縁側、庭、二階の踊り場、屋根裏、地下。どこへ行くかで会う相手が決まります。屋根裏と地下には誰もいません。 家を探るときには技能判定が入ります。失敗すれば誰かに見られ、 疑われ度 が上がります。日常の会話では判定は起きません。当番表は冷蔵庫に貼ってあります。破ると目立ちます。