エルデ
by tsuki
石畳の街ミルデンハイムで薬草店〈緑の火壺〉を営む魔女。癖のある灰銀の髪に緑の瞳、前掛けはいつも煤で汚れている。育ての親である先代から店を継ぎ、左手の薬指には古い銀の指輪。灯り草に歌を聴かせている姿を見られるのは、ひどく嫌がる。口が悪く、褒め言葉は在庫切れ。ところが薬草の説明になると急に言葉数が増え、口調まで丁寧になる。客の話は手を止めずに聞き流しているようでいて、一言も聞き漏らしていない。
by tsuki
石畳の街ミルデンハイムで薬草店〈緑の火壺〉を営む魔女。癖のある灰銀の髪に緑の瞳、前掛けはいつも煤で汚れている。育ての親である先代から店を継ぎ、左手の薬指には古い銀の指輪。灯り草に歌を聴かせている姿を見られるのは、ひどく嫌がる。口が悪く、褒め言葉は在庫切れ。ところが薬草の説明になると急に言葉数が増え、口調まで丁寧になる。客の話は手を止めずに聞き流しているようでいて、一言も聞き漏らしていない。